プログレスの月の回帰
安心を支えていたものが、きっかけもなく静かに効かなくなる。安定のために置いていた住まい、惰性で続けてきた関係が、拠りどころというより惰性に見えてくる。いまの自分にとって家とは何かを先に言葉にする。動かす一件を決めるのはそのあとだ。
詳解
プログレスの月の回帰。二次進行、つまり出生後の一日を人生の一年に対応させる技法において、進行の月が黄道を一周し、出生度数へ戻る。周期は約 27.3 年で、27 歳、55 歳、82 歳前後に落ちる。進行の月は月に約 1 度進み、一つの星座に二年三か月ほど留まるため、出発点へ戻ることで一巡の漂いが閉じる。外惑星のトランジットと違い、この線には外側の目印がない。追うのは、何を安心と感じるかという内側の座標のゆっくりした移動であり、だから現れ方も、指させる出来事ひとつではなく、住まいと生活時間と人との距離の組み替えという形をとる。
よくある質問
- プログレスの月の回帰はどのくらいの間隔?
- 進行の月は月に約 1 度進み、黄道を一周するのに約 27.3 年かかる。そのため回帰は 27 歳、55 歳、82 歳前後に落ちる。
- なぜトランジットのような目立つ出来事が出ない?
- トランジットが外の世界との衝突を示すのに対し、進行の月は何を安心と感じるかという内側の座標の移動を追う。現れ方は住まいや生活時間、人との距離の組み替えになりやすい。