土星の対衝 1
他人が決めた規則に、初めて本気でぶつかる。進みたい道は手続きと年功と決裁権に塞がれ、正面から押せば押すほど遅くなる。どの規則が塞いでいるのかをまず確かめ、迂回するか待つかはそのあとで決める。
詳解
土星の対衝、一回目。運行中の土星が出生土星の真向かい 180 度に達する。約 29.46 年の会合周期の 14.7 年地点、年齢でいえば 14 歳から 15 歳前後にあたる。プトレマイオスは『テトラビブロス』で土星を冷かつ乾の大凶星に分類し、対衝を敵対的な配置として扱った。ここでは限界を司る星が自らの出生位置と正面から向かい合い、圧力は構造の側に出る。権威、境界、遅れて来るか来ないままの報酬。土星の動きは日に約 2 分角、容許度 3 度で前後およそ半年。前後を挟む二つの 90 度の斜めの圧力に比べ、この接触は正面から来る。だから塞いでいるものが曖昧でなくなる。名前があり、役職があり、条文がある。
よくある質問
- 土星の対衝はなぜ十四、五歳に来るの?
- 土星の一周は約 29.46 年で、出生位置の真向かいに達するのはその半分、およそ 14.7 年後にあたる。だから一回目の対衝は 14 歳から 15 歳前後に落ちる。
- 対衝と上弦下弦のスクエア、どちらが重い?
- 重さの質が違う。スクエアは横からの圧力で、進み方や取捨として現れる。対衝は正面に立つため、塞ぐ相手が人や役職や条文として具体化し、逃げ場が狭くなる。