木星回帰 1 (12歳)
世界が初めて目に見えて広がる。家と学校の外に、自分から手を伸ばしたものが出てくる。本でも、競技でも、仲間でもいい。どれか一つを選んで本気で入れ込む。三日で冷めるものにしない。
詳解
木星回帰の一回目。木星の公転はおよそ 11.86 年、出生後に初めて、生まれたときの度数へ戻る。年齢は 11 歳から 13 歳のあいだ。伝統的な占星術は木星回帰を、信念の体系と機会の面が更新される節目として読む。この一回目は思春期の直前に落ち、親から渡された世界観から、自分で選んで信じるものへ移る一歩に重なる。木星の動きは日に約 5 分角、容許度 3 度で前後およそ十週、途中で逆行に転じれば同じ度数を三度通る。判断をすべて自分で背負う 24 歳の回に比べ、この回の選択はまだ大人が組んだ枠の中で起きる。代価は小さく、残響は長い。
よくある質問
- 木星回帰はどのくらいの間隔で来る?
- 木星の公転は約 11.86 年なので、出生度数へ戻るのはおよそ十二年ごと。一生のうち六回から七回ほど巡ってくる。
- 一回目の木星回帰が注目されるのはなぜ?
- 11 歳から 13 歳、思春期の直前に落ちるため、この回で火のついた関心が大人になっても続きやすい。後の回よりも長い痕跡を残す。