逆行
出生時の水星、金星、火星、木星、土星が逆行状態にあり、その惑星の働きが外へ出る前に内側で再検討されやすくなる分類。出生時に定まり生涯有効で、思考、関係、行動、信念、責任という担当領域で五形態に分かれる。下位項目では、まず逆行する惑星を特定し、どの生活機能に内的な反復が出るかを見る。
詳解
出生時の見かけの運動で水星、金星、火星、木星、土星のいずれかが後退していれば、本命の行星逆行が成立する。出生図に固定された状態で生涯有効であり、現在の逆行とは別物。現代心理占星術では、惑星機能が内在化し、対応する欲求を外へ示す前に回顧、修正、自己検証を重ねる配置と読む。逆行だけで吉凶は決まらず、惑星の役割、サイン、ハウス、アスペクトから表れる領域と扱いやすさを判断する。五形態は、思考伝達、関係と価値、行動欲求、信念の拡大、規律と責任のどれが内向するかで比較する。
かたち
よくある質問
- 出生図の逆行は一生続く?
- 出生時の見かけの運動を記録した配置なので、生まれた時から生涯有効。後にその惑星が順行や逆行へ変わっても出生図は書き換わらず、特定の時期にテーマが強調されるだけなので、基準は出生図に置く。
- 本命の逆行と現在の逆行は同じ?
- 同じではない。本命の逆行は出生時に固定された個人配置で、現在の逆行は全員が共有する一時的な天象。両者が重なると個人テーマが目立つ場合はあるが、短期現象を生涯の性質として扱わない。
- 逆行する惑星は必ず悪い?
- 必ず悪いわけではなく、対応する機能が表現前に内側で再検討されやすいことを示す。遅れや修正だけでなく、深い検討や独自基準にもなり得るため、サイン、ハウス、アスペクトを合わせて判断する。