古典占星術のセクト
古典占星術のセクトは、出生時の太陽が地平線の上か下かによって、太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星を昼夜の秩序に置く分類である。形は昼生図と夜生図に分かれ、同じ天体でもセクトとの一致によって助力と負担の出方が変わる。下の項目では、まず昼夜の型を確認し、次に最も働きやすい天体と扱いにくい天体を比べる。
詳解
出生時に太陽が地平線上なら昼生図、地平線下なら夜生図となり、これがセクトの成立条件で、生涯変わらない出生図の分類になる。昼の組は太陽、木星、土星、夜の組は月、金星、火星を中心とし、水星は太陽との相対関係から所属を判断する。判定では、天体がセクトに適合するか、吉星・凶星として何を担うか、出生図でどの状態にあるかを重ねる。昼は木星が助力を出しやすく火星が過剰になりやすいのに対し、夜は金星が助力を出しやすく土星が厳しさを示しやすい。
かたち
よくある質問
- 昼生図か夜生図かはどう判断する?
- 時計上の昼夜だけでなく、出生時の太陽が地平線の上か下かを見る。上なら昼生図、下なら夜生図となり、場所、季節、正確な出生時刻によって位置が変わるため、出生図上の太陽と地平線を直接確認するのが確実である。
- セクトが合えば天体は必ず吉、合わなければ凶になる?
- 必ずしも固定的な吉凶にはならない。セクトに合う天体は本来の性質を比較的整えて出しやすく、合わない天体は過剰や不調和が表れやすいが、出生図での状態や担当するテーマも結果を左右するため、全体判断の重みづけとして使う。
- 出生図のセクトは途中で変わる?
- 変わらない。出生時の太陽が地平線の上か下かで決まる本命の分類なので、後の周期で別の天体が強調されても昼生図と夜生図が入れ替わることはないため、正確な出生時刻を確認して対応する型を使い続ける。